
JA東京むさし小平地区青壮年部は9月下旬、学校給食への取組みとして、タマネギの種4品種約13万粒を播種しました。今年から新しい試みとして全体の約3割をペーパーポットで育苗。作業効率の向上と農業廃棄物を減らすことが目的です。
ペーパーポットは通気性と浸水性に優れた健苗育成ができます。移植時は1株ずつに分離し、移植後は土中の微生物によりポットが分解されるためそのまま植え込むことが可能で、農業廃棄物を減らす効果もあります。
播種を担当した同部の若林哲也部長は「新しくペーパーポットを導入したことで作業効率の向上とともに、農業廃棄物の減少にも努めていきたい。今後は他の品目でも同様の取り組みに挑戦し、農家の所得増大や学校給食への地場産野菜の供給量も増やしていきたい」と話しました。